東邦アセチレン【4093】銘柄解説
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このブログでは、私が最近気になっている銘柄を分析し、投資対象として魅力的かを探っていきます。
本日は、東邦アセチレン【4093】の銘柄分析を行います。
決算情報はirBANKを一緒に見てください。
会社説明
事業内容
セパレートガスメーカー、東ソー系列、宮城県多賀城市本社。東北地区を営業基盤に各種高圧ガス(溶解アセチレン・酸素・窒素・アルゴン・水素・他)の製造販売、器具器材(溶接材料・溶接切断器具)の仕入販売。
取り扱い商品
・高圧ガス(アセチレン、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、混合ガス、食品添加物用亜酸化窒素、アンモニア、フロン、半導体材料ガス)
銘柄評価(2021年6月4日時点)
では、具体的に、銘柄の分析を行っていきます。
なお、この記事を書いている2021年6月4日時点での評価となります。
売上高
売上高は2017年以降減少傾向にあります。
EPS(1株当たり利益)
EPS(1株当たり利益)は横ばい傾向にあります。
NCAV
2012年以降のNCAVは拡大しており、2017年にプラスに転じています。
ROE
好況期には、ROEが7%を超えていますが、2017年以降減少傾向にあります。
BPS
BPSは順調に増加しており、10年間で2倍程度拡大しています。
自己資本比率
自己資本比率は年々増加しており、近年では50%を超えており、財務は安全だと考えられます。
一株配当
10年間で一度も減配していません。また、2021年決算時の配当性向は42.7%で少し高くなっています。
株主優待
株主優待はQUOカードで100株以上で1000円となっています。詳細は以下となっています。
参考:ヤフーファイナンスより
大株主
参考:株探より
大株主10位以内に、光通信、BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFが両方ランクインしています。バリュー投資銘柄として安心であることがうかがえます。
まとめ
収益性は高くはありませんが、自己資本比率が高いため、財務的には安定した銘柄だと考えられます。また、配当・優待の面でも優れています。
光通信、BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFによる大量保有銘柄でもあり、現時点での株価は割安だと考えられます。
最後に
投資はあくまで自己責任です。今回の記事は個人的見解を述べたものですので、あくまで銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任に基づいてお願いいたします。