キャリアデザイン【2410】銘柄解説

このブログでは、私が最近気になっている銘柄を分析し、投資対象として魅力的かを探っていきます。

本日は、キャリアデザイン【2410】の銘柄分析を行います。

決算情報はirBANKを一緒に見てください。

会社説明

事業内容

転職サイト運営会社。転職Webブランド「type」を主力に「女の転職type」による求人情報の提供、人材紹介、ITに特化した人材派遣、 新卒採用支援、適職フェア開催（特化型転職イベント）を営む。

取り扱い商品

・転職サイト（総合転職サイト「type」、女性向け転職サイト「女の転職」、「Direct type」）

・適職フェア「typeエンジニア転職フェア」「女の転職type転職イベント」、人材紹介「type転職エージェント」

銘柄評価（2021年6月14日時点）

では、具体的に、銘柄の分析を行っていきます。

なお、この記事を書いている2021年6月14日時点での評価となります。

売上高

     

     売上高は増加傾向にあります。

EPS（１株当たり利益）

     

     EPS（1株当たり利益）は2020年までは順調に増加していましたが、2020年のコロナショックで大きく減少してしまっています。コロナ後の回復に期待です。

NCAV

     

     NCAVは順調に拡大しています。

ROE

     

     ROEは2019年までは15%以上で推移していました。コロナ後の回復に期待です。

BPS

     

     BPSは順調に増加しており、10年間で5倍程度拡大しています。

自己資本比率

     

     自己資本比率は60%以上で推移しており、財務の面で不安はありません。

一株配当

     

     配当は順調に増加していましたが、2020年は大きく減少しました。また、2019年決算時の配当性向は35.4%で高くも低くもありません。

株主優待

     株主優待はありません。

大株主

     参考：株探より

     大株主10位以内に、光通信、BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFが両方ランクインしています。バリュー投資銘柄として安心であることがうかがえます。

まとめ

コロナショックをまともに食らった印象です。コロナ前の水準で考えれば、収益性は順調に増加しており、有利子負債が少ないため、財務的には安定した銘柄だと考えられます。配当性向も35％前後で推移しています。

光通信、BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFによる大量保有銘柄でもあり、現時点での株価は割安だと考えられます。

最後に

投資はあくまで自己責任です。今回の記事は個人的見解を述べたものですので、あくまで銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任に基づいてお願いいたします。